医療翻訳
医療翻訳は、主に以下の7つに分けられます。
1.医薬医療関連の翻訳
医薬品開発にかかわる報告書や薬事申請関連書類等がこれにあたります。非臨床(CMC、薬理、薬物動態、毒性等)と臨床の専門分野があります。
2.バイオ関連の翻訳
ゲノム研究、再生医療、BSE等の感染症等に関する翻訳がこれにあたります。研究報告資料や各種論文、厚生労働省許認可申請資料などがあります。
3.動物薬関連の翻訳
動物用医薬品にかかわる試験報告書、承認申請書類等がこれにあたります。
4.農薬関連の翻訳
遺伝子組み換え作物技術開発資料や農薬に関する論文等がこれにあたります。
5.化学品関連の翻訳
化学品には、一般的には「化審法」と呼ばれる「化学物質の審査及び製造等の規則に関する法律(TOSCA:Toxic Substance Control Act)」があり、化学物質による環境の汚染を防止するための法律です。この「化審法」で定められた毒性試験の翻訳はこれにあたります。
6.食品関連の翻訳
トクホと呼ばれる「特定保健用食品」は医薬品等と同様に厚生労働省の許可が必要で、これらに関する申請資料、製品説明書等がこれにあたります。
7.医療機器・用具関連の翻訳
医療機器、用具のマニュアルの翻訳、これらの製造、輸入に関する申請書類の翻訳がこれにあたります。
また、新薬許認可申請に伴う、医学に関する論文翻訳も、医療翻訳に分類されます。
高度な専門知識が必要となる医学の分野は、薬学、生化学、生物学等を専門に学んだ経歴が必要となります。専門家以外が参入しにくいと言われる医療翻訳ですが、治験翻訳や医療機器の翻訳等、臨床の分野に関しては独学で実務レベルをこなす翻訳者もいます。
医療翻訳の請負業者の選定では、依頼対象の専門家がいるかどうか、依頼する各文章の目的を認識した上での翻訳が出来るかどうかがポイントとなります。業者の翻訳作業の流れでは、ネイティブのチェックに加えて、各分野の専門家の翻訳チェックを通すところもあります。
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